2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「述べる」ことの楽しさ

学生の指導をする上で苦労することに、 「文を書かせる」というのが大きい。 そもそも、言葉を発するというのは最も日常的な行為であり、 言葉を並べるという行為には慣れているものの、 まとまった構成を持つ「論述」というものには なかなか日常生活の中で…

教師の言い訳?

担当科目の採点が全て終わり, あとは教務担当部署に成績を提出するだけとなった. 担当している科目がほとんど 演習科目ということもあり, 多くの学生の成績が非常に良いものとなった. まじめに出席して課題を提出していた学生のほとんどは 80点台か90点…

生涯学習の時代(2)

採点処理の作業で疲れたので,ちょっと一服. 以前,生涯学習の大切さについて書いた. われわれは死ぬまで学びながら 社会に適応しなければならない. 情報処理を教えている私の立場から見た範囲でも, 年齢の高い人々がパソコンやソフトウェアの 使い方を…

「国際」感覚

近年,日本中の大学の学部・学科の名称に 「国際〜」というものが多くなってきた. 私は結構,古い感覚の持ち主で, はじめはどんな学部・学科なのかよくわからなかった. 「国際〜」.何だか「明るい」「楽しそうな」 イメージのある言葉である. でも私個…

生涯学習の時代

今日,久しぶりに年齢の近い人と昔話をした. 「コンピュータを作る」ということに関して今昔雑談. 20年くらい前までは,「コンピュータを作る」といえば, 半田ごてを握ってICや各種アナログ系部品を 基盤にハンダ付けする作業を意味していた. 各種ICの電…