ついに教員の任期制導入!

私の大学ではついに専任教員が任期制になった.
当然のように,大多数の教員が不安を示し,
危機感を感じている.
 
危機感を感じていることに関しては
私も例外ではないが,これに関しては
時代の必然であり,結果的に良いことだと思う.
 
私はこのことに拍手を送りたい.
 
大学教員の楽園の時代は終わった.
教育の改善を怠る教員や,
研究業績をあげない教員には
もはや職業生命はない.
 
それに,大学が社会のニーズに応じて
学部・学科の再編成を行うには,
教員の任期制は必須条件である.
 
一般企業ではとっくに終身雇用制度が崩壊している.
大学も例外ではない.
 
常に自分を「商品」として売りに出せるよう
自分を磨かねばならない.
 
ずっと昔は「苔生す」ことは成熟と老練を
意味していたが,今ではそれは老朽を意味する.
 
時代は変わる.
 
大学の淘汰と進化の時代がはじまる.