悪い教員にならないために

私は教師でありながら、事務の管理職も兼ねている。
と聞くと名誉な感じがするかもしれないが、
実際はその反対である。
 
私は現在のところ修士であり、
博士号を持った教員もいる中、ちょっと格が低いわけである。
それで、「事務もやれ」ということだ。
  
今、上層から命令を受け、大学のホームページ全体の目視検査
をやっている。結果を後日報告しなければならない。
 
小規模私立大学のホームページにしては大変な情報量だ。
 (http://www.heian.ac.jp/
作業にかかって4日目だが、まだ終わらない。
昨日など、まる1日それにかかりっきりだったのに...
 
ただ、今回の作業でいろいろと学んだこともあった。
 
まず、大学の全体像がわかりはじめてきたことがある。
意外にも自分の勤める大学について知らないことが多かった。
 
学部・学科の内容、教員のプロフィール。
特に思ったのが、それまで「ぱっとしないな〜」
と思っていた先生(失礼しました!)が意外な業績をあげていたりして
驚いたことなどがある。
 
巷に「大学教授になる方法」みたいな本が出版されていたりと、
実は私自身も大学の先生の品質というものに懐疑的になっていたものだ。
他のブログでも納得させられるものもある。
http://ameblo.jp/nice55/entry-10002460524.html
# これ↓なんかも面白い。
# http://blog.livedoor.jp/yahata127/
 
正直言って、他の先生に対して、
「どうせ、つまんないやつじゃないのか〜?」
という先入観を持ってしまう傾向があった。根拠もなく。
 
自分の態度を改めねばなるまい。
 
しかし、闇雲に先生方に恐縮して尊敬するということではない。
もっと根拠を持って人を見よう。そういうことだ。
 
先の本も、ずっと以前に書店で立ち読みした程度だが、
さっきネットで注文した。ちゃんと読んでみようと思う。
(しかも続編が出版されていた。)
悪い部類の大学教員にならないために役立つかも知れない。