ハトくん,ごめんね

例によって自転車通勤.
 
自宅から出発直後,ある川の土手の上を走ったときのこと.
ハトの大群が路上にたむろしていた.
 
普通,野生の鳥はとても警戒心が強く,しかも俊敏だ.
すずめなどはとても手で捕まえることなどできない.
 
でもハトは特別なのか.
それとも最近は平和ボケしているのか.
ハトの群れの間を通ったとき,「グキャ」というか「ボコッ」というか,
明らかに骨を含んだ肉質のものを踏んだ感触がハンドルに伝わってきた.
 
どうやらハトを踏んづけてしまったらしい.
朝の混雑した人通りもあり,そのまま私は通りすぎてしまった.
 
私の体重70Kg弱,自転車の重量と荷物を満載したバックパック
おそらく合計で90Kgくらいあったと思う.
その総重量でしかも自転車のタイヤは極細.
 
あのハトはあれからどうしているだろうか.
漫画の中のシーンなら,顔面にタイヤの跡をつけ,
怒りながら追いかけてくるのが定番だが...
 
明らかに私の「業務上過失」であった.