大学の改革の方法?

「職員による教員の評価」
 
どこの大学でも難しいテーマとして,
「教員と職員が仲良くする」
というのがある.
 
大学教員というのは,ある分野の専門家であり,
とてもプライドが高い.
 
専門性というのは尊大さの根拠には
決してなり得ないのだが,
このあたりの勘違いが基本として
存在しているようである.
 
そこで提案.
人事や教務に携わる職員に,
「教員の番付け」
を作らせる業務を課すのはどうか.
 
番付け評価のポイントは次の通り.
 
●教員が所属する学会の調査
 当該教員が所属する学会の数とそれぞれのレベル
 を調べ上げ,それら学会に提出した論文の
 リストアップを行い.データベース化する.
 
●執筆した書物の調査
 当該教員が執筆して出版した書物をリストアップし
 販売部数などの情報を調べてデータベース化する.
 
●社会活動の調査
 当該教員の学外講演などの状況を調べ上げ,
 データベース化する.
 マスコミへの出演もこれに含める.
 
●発明・発見の状況の調査
 同じくデータベース化する.
 
もちろんこれらのことは,今でもさまざまな形で
調査されているが,重要な点は,「番付け業務」
を業務項目として職員にやらせるということである.
番付けデータベースをWebを介して学内外に公開し,
そして職員の職責として論評をさせる.....
 
「今年の教員トップ10」なんてやると面白い
 
これを行うと,大学の業務に対する職員の理解が
進み,意識形成に役立つと思うのだが....
 
そして教員を適正に評価することで,職員は
教員に対して無意味に恐縮しなくてすむと思う.
(もちろん教員のレベル査定に直結する.)
 
 
いかがなものか?
 
(つづく)